|
|
| プロフィール |
|
Author:NDC
日々の診療の現場からインプラント治療の今をお伝えしていきたいと思います。
|
|
|
| 学会 |
2008/01/20 [Sun]12:12 category: 未分類
群馬県歯科医学会学術大会が2008年1月19,20日に開催されております。 例年のように今年も症例報告をさせていただきました。 また、今回は当医院勤務医の有吉先生と、歯科技工士の茂木君がそれぞれ発表しましたので、その詳細については本人達がまたブログで報告すると思いますので楽しみにしてください。 私の演題は“上顎洞挙上術後のCT画像による骨変化パターン”ということで発表しましたが、少し専門的過ぎるのでもう一度解説したいと思います。 上の奥歯の根の付近には上顎洞という骨に囲まれた空洞があります。 いわゆる蓄膿症というのはこの部分膿がたまって炎症を起こした状態です。 この部の歯が抜けると骨が吸収したり、もともと上顎洞が大きかったりするとその部分の骨の厚さが少なくなります。 そうするとこの部分にインプラントを植えたくとも骨の厚さが不足するのでこの処置は出来ません。 当医院でこの部にインプラント治療を希望される方の3〜4割は骨が不足し何らかの方法で骨を移植し造成する必要があります。 この部の骨の高さが6mm以上あれば短いインプラントがしようできるのですが、6mm以下だとこの上顎洞という空洞に骨を造る必要が出てきます。 骨の厚さが3〜6mmくらいあると、そんなに大掛かりな手術をしなくともインプラントを植えると同時に骨を造ることができます。 この手術法をサイナスソケットリフトと呼んでいます。 私はこの方法で23人の患者さんに25本のインプラントを植え幸いな事に 現在までの5年成績が100%の結果を現在得ることが出来ました。 また、粘膜が破れたり、感染などの合併症もありませんでした。 そして、移植した骨がどのように自分の骨に変化していくかをCT画像で調査しましたが、安定していて自分の骨に変化していく様子を観察することができました。 今回はこの様な調査の結果を中心に学会で報告させていただきました。 特に骨の厚さが3mm以下の場合でインプラント治療の前に骨をかなり造成する必要があるサイナスリフト(上顎洞挙上術)については2007-09-30 のブログに掲載していますので興味のあるかたは参考にして下さい。 いつも私のブログは堅い話が多いので次回は南半球の暖かい国の話でもする予定です。
|
 |
|
|